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アンティークと暮らす:応接間

中世領主の城そのものは広大で多くの武器庫や食料貯蔵庫が何十とあったが、領主、領主夫人、家来達が寝起きや食事に使用する居住空間としての部屋はなんとたったひとつ。
グレートホールという大部屋しかなかったのである。
この集団生活は領主夫人にとっては大変な苦痛だった。そこで、大勢の家来の前から引き下がるための個室を彼女たちは求めることになる。

こうしてできたのが「引き下がる部屋」すなわち withdrawing room であり、それが Drawing room(応接間)となった。

従って、応接間は本来女性の部屋なのである。
こうした中世の城の基本コンセプトはマナーハウスにも反映されている。玄関ホールを不必要なほどに巨大化したのも中世領主を意識したものであり、応接間をできるだけ女性的に暖かく、明るく、鏡を多く用いたのもそのためである。

 バックミラーキャビネット 1880年  マホガニー製 象嵌入り

アンティーク家具 マホガニーバックミラーキャビネット

アンティーク家具 マホガニーバックミラーキャビネット

男性の応接間は?

書斎のページにも書いているが、ライブラリーがその役目を果たしている。

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